2024.10.09
この研修会は、奥州市地域自立支援協議会地域生活支援部会で、高次脳機能障害への正しい理解と認識を深めることを目的に定期的に研修会を開催しているものです。
今回は奥州市地域自立支援協議会と共催で研修会を企画し、当センター医療連携部副部長上田と主任臨床心理士吉田による「高次脳機能障害の基本的理解とチームアプローチ」についての講義を行い、その後、事例を基にした意見交換を行いました。
意見交換では、障がい者地域相談支援センターふれあいの相談支援専門員に事例提供していただき、いわて高次脳機能障害友の会イーハトーヴ代表堀間氏、ピアサポーター澤野氏にパネラーとして助言をいただきました。
参加者は相談支援専門員、介護支援専門員、保健師、グループ世話人等44名。
参加者からは、
「当事者の想いをじっくりと聞くことが重要だと再確認した。」
「当事者や家族の話を聞けて参考になった。」などの感想をいただき、当事者、家族、支援者がそれぞれの多角的な視点で高次脳機能障害の症状や支援方法について伝えることが重要であると感じました。
次年度以降も、地域の支援拠点機関と連携を図りながら当事者や家族と高次脳機能障害に関する研修会を開催してきたいと思います!
※写真は皆様の同意を得て掲載しています。