日々ローグ ~日々の活動の様子を綴ります~

地域の支援者向けの研修会を開催しました!

2025.01.17

この本研修会は「気づかれにくい障害、気づきにくい障害、見えにくい障害」と言われている高次脳機能障害の支援に関わっている、あるいはこれから関わる可能性のある支援者が、高次脳機能障害の知識を得て、特性を理解し、日常的な支援での対応方法を身につけることを目的に開催したものです。

今回は、栃内第二病院の公認心理士山舘氏より「高次脳機能障害の特徴と必要な支援について」の講義、NPO法人いわて高次脳機能障害友の会イーハトーヴピアサポーター菊地氏、ピアカウンセラー阿部氏による「入院中・退院後の生活・就労について」の講義を行った後、グループでの事例検討を行いました。

参加者は30名で、医療機関のリハビリスタッフ、行政職員、相談支援専門員、生活支援員、看護師等の職種の方に参加していただきました。

講義や事例検討について参加者の皆様からは、
「回復期における具体的な役割や退院後の生活に向けて行っていかなければならない事を再認識できた。」
「改めて時間を要する支援だなと思った。」
「本人や家族の思いがリアルで自分にできることがあるのかと深く考える時間となった。」
「今日の話を楽しみにしていた。」
「新たな支援が得られて他職種の連携が必要だと感じた。」
「退院後の変化に合わせて組み立てていくことの重要性に気付きました。」などの感想をいただきました。

研修企画の要望については、
「午後からの研修ではなく1日でも良いと思う。」
「また早期に開催して欲しい。」「たのしい研修でした。」
「雪の時季はちょっと大変です。」などのコメントをいただきましたので、来年度の開催に活かしたいと思います。




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