日々ローグ ~日々の活動の様子を綴ります~

令和6年度岩手県高次脳機能障がい者地域支援体制整備事業 圏域相談支援コーディネーター会議及び研修会を開催しました。

2024.11.07

岩手県では、平成27年度より障害福祉圏域ごとに高次脳機能障がい地域支援拠点機関の設置を進めており、両磐圏域を除き8圏域に9つの拠点機関が設置されています。
年1回、各拠点機関の担当者が集まり、午前は会議(事業報告・意見交換)、午後に研修会を実施し、地域の課題を共有しながら解決策について話し合っています。

今年度は11月7日に「エスポワールいわて」で会議および研修会を開催しました。

午前の会議には、県の担当者1名、各圏域の担当者9名、事務局(当センター)2名の計12名が参加しました。各圏域の担当者より、事業運営に係る予算、マンパワーが不足しているという意見が多く、今年度実施した「じゃじゃじゃ交流会」や「高次脳機能障害研修会」のように各地域支援拠点機関と協働で実施することで支援普及を図っていく方法があることを共有し、来年度の事業計画を検討することとしました。

午後の研修会には、各圏域の担当者7名、事務局2名の計9名が参加しました。今回は「高次脳機能障がい者支援普及事業に関する地域課題と今後の取り組みについて」というテーマをもとに「地域課題」「現在できていること」「これからやりたいこと」について2つのグループに分かれて話し合った後、今後の取り組みについて全体で共有しました。予算やマンパワー不足等の課題はあるが、工夫することですぐに取り組めることもあり(例えば地域の行事に高次脳機能障害に関するパンフレットを設置して貰う/福祉祭りにブース設置を検討して貰う)、引き続き、県や地域支援拠点機関と話し合いを繰り返しながらよりよい事業の運営を目指していきたいと思います。


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