日々ローグ ~日々の活動の様子を綴ります~

「じゃじゃじゃ交流会2024in北上」を開催しました!

2024.09.22

今年度の「じゃじゃじゃ交流会」は北上市文化交流センターさくらホールにて、NPO法人いわて高次脳機能障害友の会イーハトーヴ県南地区と企画・実施し、143名の方々に参加していただきました。

オープニングセレモニーとして、岩手県立北上翔南高等学校鬼剣舞部の皆様に鬼剣舞を披露していただきました。とても迫力があり、心が熱くなりました。これからも応援していきます!

ステージでは当事者の照井さん、内田さんに自身の経験や日々の暮らしの中で制作した絵について紹介していただきました。当事者のコトバで伝えていただいたからこそ、皆さんに伝わることがあったのではないでしょうか。

また、支援者団体として、認知症のある方や家族のサポートを行っている「注文のやんべな料理店プロジェクト」代表の菊地さん、不登校・ひきこもり・ニートなど様々な生きづらさを抱えるている方の支援を行っている「北上笑いのたね事業所」代表の後藤さんに活動を紹介していただきました。
前のできていた自分と比べる当事者や家族と共に大変なことを共有し「今、ここに居ること」を尊重することがとても大切であること、怠けているのではなく本当に大変なんだということを社会や地域に理解して貰うために日々の活動が重要であるということ等共通していることがたくさんあると感じました。これらからもヨコのつながりを大切にさせていただきたいです。

第2部では、事前に参加者から希望をうかがい①スクラッチアート(民間講師小原氏)と②アロマを使用した物づくり (講師 ソルド代表栃内氏)に分かれてグループワークを行いました。
スクラッチアートは「家でもやってみたい!」という方も多く夢中で取り組む様子が印象的でした。
アロマを使用した物づくりでは、「サシェ」と「入浴剤」のグループに分かれ、心地よい香りに癒されながら制作しました。同じフロアでハンドマッサージのブースも設けていただきとても好評でした。

また、当事者や支援団体が作品や活動を紹介できるようブースを設置し、全てのブースをまわると「生生学舎アダージョ」の景品が貰える!というスタンプラリーも実施しました。
アンケート結果からも「展示ブースを見ながらお話できるのがよかった。」という回答もあり次年度以降の交流会の参考にしたいと思います。

ホワイエスペースでは「生生学舎アダージョ」と北上市内の就労支援事業所の商品を販売している「ハートフルショップまごころ」に出展していただき、商品の魅力を多くの皆様に感じていただきました。

全体を通して「今回のような交流会がもっとあったら良い!」とたくさんのお声をいただき、県内の地域支援拠点と協働しながら今後も交流会を継続していきたいと強く感じました。
ちなみに来年度は、二戸圏域の地域支援拠点機関となっている「地域⽣活⽀援センター・カシオペア」さんと協働して企画・実施予定です!

課題としては、案内が不足していたことで「受付の場所を間違えた」「グループワーク場所が分かりにくかった。」という記載もあったため次回の開催に活かしていきたいと思います。


以下、「じゃじゃじゃ交流会2024in北上」にご協力いただいた支援団体の情報です。

※注文のやんべな料理店プロジェクト
https://www.facebook.com/p/%E6%B3%A8%E6%96%87%E3%81%AE%E3%82%84%E3%82%93%E3%81%B9%E3%81%AA%E6%96%99%E7%90%86%E5%BA%97%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88-100069672313286/

※北上笑いのたね事業所
https://kitakami-waratane.roukyou.gr.jp/

※株式会社ソルド
https://www.aromasold.com/

※ハートフルショップまごころ
https://esc-pal.com/shop/magokoro/

※生生アダージョ
https://sites.google.com/view/npoihatov-adajio/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7


  • 鬼のポーズで記念撮影

  • 作品紹介の様子

  • 皆さんの心に響く書道の作品

  • 北上市の民間講師小原隆規さんにスクラッチアートを教えていただきました。

  • 株式会社ソルド栃内代表や職員の皆様にサシェや入浴剤の作り方を教えていただきました。

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